⼤⼿損害保険グループ
人財開発部 部長 K様
しっかりした理論を本田さん自身の言葉で話されるので腑に落ちやすい。社内コーチ同士、共通の軸ができ、自信持って社内研修に登壇できる。
「コーチとしての”マインド”や”あり方”が土台にあって、初めてスキルが生きる」という学びは、目から鱗でした。 まさに、本質が理解できた瞬間でした!
なぜ、本田に社内コーチ養成プログラムをご依頼いただけたのでしょうか?
一言で言うと、私が本田さんに惚れ込んだからです。
研修の中身が素晴らしいのはもちろんですが、人柄に惹かれました。私が最初に本田さんの1on1ミーティングのセミナーに参加した際、「私も講師としてああなりたいな」とすごく感じました。私は、研修講師は「何を語るかよりも、誰が語るか」が大事だと思っています。
私は、3年前(2018年)に、人財開発部門に異動になり、管理職向けを中心とした社内研修講師をやることになりました。
私が担当する研修の中にコーチングがありましたが、当時はコーチングの知識はほぼゼロという状態でした。そのため、沢山本を読んだり、複数のセミナーに参加して学びましたが「コーチングで大切なものは、一体何なんだろう?」という疑問が解消されず、モヤモヤした毎日を過ごしていました。
そのような時に、本田さんの1on1ミーティングセミナーに参加させていただき、「これだ!」と一気に目の前の霧が晴れた気分になりました。「コーチとしての”マインド”や”あり方”が土台にあって、初めてスキルが生きる」という学びは、目から鱗でした。まさに、本質が理解できた瞬間でした!
様々なセミナーを受講してきた中で、本田さんは本物だと感じています。弊社が「1on1ミーティング」を導入した経緯ですが、当時の私には、笑顔が溢れる職場を増やしたい,組織風土を変えたいという強い想いがありました。
従来型の上意下達の管理型マネジメントから、対話を重視した風通しの良い風土に変えるために、「1on1ミーティング」を組織に広げたい。そのためには、社内に1on1を教えられる人材を増やす必要があり、同プログラムを導入しました。誰に教えていただくかを考えたとき、私には本田さんという選択肢しかなかったです。 結果として、同プログラムを受講した社内コーチ(トレーナー)からの本田さんの評価は高く、私から見ても、社内コーチのレベルが大きく向上したことを実感しました。そして次年度、社内コーチを増やそうというタイミングで、再度、本田さんに本プログラムをお願いした次第です。
本田の講座の特徴、良い点は、どのようなところだとお感じでしょうか。
ご自身の豊富なエピソードを散りばめながら、歯切れよくお話し頂けるので、わかりやすいという点です。
コーチングには様々な流派がある中で、本田さんは幅広い知識を身につけていらっしゃいます。しっかりした理論の裏付けがあり、それをご自身の言葉で話をしていただけるので深みがあり、受講者として腑に落ちやすいと感じます。
また、本田さんは「理想的にはどのようになることを目指されているのですか?」と、弊社のありたい姿を訊いていただき、ニーズに合わせて研修を組み立ててくれるところも素晴らしいと感じています。
一方で、他企業での研修実績も豊富なので、理論のみならず、実践的なスキルを教えていただけるのも大きな特徴です。例えば、「1on1をやる上でリーダーの皆さんは、このようなお悩みがありませんか。部下(メンバー)の立場に立つと、どのように感じますか。ということは、このような言い方や、サポートの仕方ではいかがですか」と、現場に則した内容を教えていただけるのがありがたいです。
同プログラムをお受けいただいて、受講者の皆様にはどのような変化を感じますか。
迷ったときに立ち返るベースができるようになりました。「本田さんはこう言っていたよね」と社内コーチ同士の共通の軸ができたことで、自信を持ってトレーニングに取り組んでいます。
現在は導入フェーズとして、全1,600名のリーダー(管理職)に対し、約300名までトレーニングを実施できています。1on1導入当初は、リーダーから「ステップどおり実践しても、なかなかうまくいかない」「メンバー(部下)が本音で話してくれない」という声がありました。
しかし、現在では、「今までメンバーのことをわかった気になっていたが、あらためてこんな価値観を大切にしながら仕事しているんだ、ということに気づけた」「メンバーの成長支援という目的に向けて、まずは信頼関係の構築をおこない、安心安全な場づくりができたことで、なんでも本音で話してくれるようになった」「メンバー自らが主体的に考え、気づき、行動も変わってきた!」といった気づきや変化の声も増えています。
また、数か月間の取組みの結果、リーダーたちからは「1on1はメンバーだけでなく、自分が成長しますね」という声が出てきています。
彼らがメンバーと向き合い、「その時、どのような自分でありたい?」とメンバーに問いかける中で、リーダー自身も、どのようなリーダーでありたいのか?とベクトルが自分にも向くようになっているようです。
今後、本田に期待することなどありましたら、お教えいただけませんでしょうか。
マネジメント層へのリーダーシップ教育や、メンバー向けのより良い信頼関係を構築するコミュニケーションなど、より幅広い面で本田さんに教えていただきたい、という願望があります。1on1の社内展開を進めるなかで、コーチングは知れば知るほど奥が深いものだと感じます。
私含め、9名の社内コーチはまだまだ入り口に立ったところなので、引き続きご指導をよろしくお願いいたします。