経営者へのエグゼクティブコーチングで感じた「クライアント力」のすごさ
先日、社長への11ヶ月にわたる全12回のエグゼクティブコーチングが完遂となりました。
最後は、社長の深いプレゼンス(存在感)に、感動で胸がいっぱいになりました。
(本投稿は、文面含め、クライアント様のご許可をいただいております)
社長曰く、
「自分では社長になりたいとも、まさかなるとも思っていなかったので、今思えば、以前はどこか重責から逃げていたのかもしれない。
だから、どっちかと言うと数字のことばかり話していたし、あまり幹部にも伝わっている実感がなかった。
でもコーチングの場で話していると、自分を見直す時間になった。毎回セッションの後に、気づいたことをメモにまとめた。時々見直すと、自分で書いたから実感を持って気づきがよみがえった。
その度に『自分ごと』になって、覚悟が定まっていったように思う。
多分、1年前は“社長職”をやっていた。
でも今は、社長になったと思う。」
…始めの頃は、数字のお話が多めでした。
しかし回を重ねるごとに、社員が不本意なことを味わったときには心を痛められ、
株主や投資家への説明ではお考えを、情熱を持ってお話しされ、
パーパスの作り替えでは幹部と何十回も話し合いを重ねられ、遂には貫通力のある言葉に結晶化されました。
呼吸が深く、ゆっくりになった話し方には、自信と言霊が感じられました。
コーチングセッションの時間は、11ヶ月のうち1時間×12回=12時間。
つまり、8時間/日×20営業日×11ヶ月=1,760時間のうち、「0.7%」に過ぎません。
気づきをメモし、覚悟を定められ、実践していかれたプロセスが 99.3%です。
その「リアル」が、言霊とプレゼンス(存在感)になる。
クライアントさんの本気、圧倒的な「クライアント力」のなせる業の凄さに心から感動し、使命感を新たにしました。
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