【ハードな2週間を乗り越えて、深まったこと】
非常にハードな2週間でした。
初めての業界、初めてのお取引先さまに対するお志事、
500人の前で、公開生コンサルティング、
3時間研修+90分生グループコーチング×2本を、短いインターバルを挟んで連続実施、
全員コーチ・講師の前での講演など一気に続き、
準備時間と気が抜けない空気の中で睡眠時間も削られ、心身ともに限界への挑戦でした。
幸い、全てのお志事に悔いなく全力を尽くすことができました。ただただ関係者の皆さまのお陰です。本当にありがとうございました。
最近は1on1ミーティング関連のお話をさせていただくことが多い中、この2週間は珍しくセールス系、中でも「リピート・ご紹介がいただけるあり方」というテーマが続きました。
私は元々対人恐怖症で「売り込み」が嫌い、いまだに(今後も)できません。
つまり、一般的には営業に向いていない人間ですが、それでもこうしてやってこれたのは、リピートやご紹介をいただけたからでした。
18年前、父が他界し、喪主をさせていただきました。
父は家族にはぶっきらぼう(今思えば不器用)で人気がなかったため、葬式には殆ど人は集まらないのではと考えていましたが、蓋を開けてみるとたくさんの方にお集まりいただきました。
父の弟妹や親戚、友人たちの様子を見ていると、本当に好かれていた、惜しまれていたことが伝わってきて、「父は人気者だったんだ」ととても驚きました。
そして、「これが人生の成績表だ」と感じました。
今、自分が死んだ時、どれほどの人が葬式に集まってくださるのか、もっと一緒にいたかったと思ってくれるのか。
とてもじゃないが自信がない。
そこから、「死生観」を大事に、一日一日を生きるようになってきたと思います。
話を戻しますと、リピートやご紹介は、その縮図でもあると思います。
もっと一緒にいたい、関わっていきたい、応援していきたい。
リピートやご紹介とはその気持ちの表れであり、本当の意味での成績表。
したがって、決してクロージングも紹介依頼もしない、いわゆるセールスの教えとは真逆のことを、確信を持って私はお伝えしています。
どこまでお客様に寄り添えて、どこまで全身全霊尽くし切ることができたか、命を燃やし尽くせたか。
お客様にお預かりした時間(時間=命)に対し、自分の命を懸けられたか。
真剣勝負の「結果」に過ぎないと思っています。
相手の期待を超えて貢献できたか。それは全て相手が決めること。
自分がどれだけ努力したとしても、その結果、相手に喜んでいただけなかったら、その結果を真摯に受け止める覚悟。
そこから改善し、一歩でも前に行こうと思い続けられる使命感や志があるか、試されていると思います。
そして覚悟ができていてもいなくても、
「一緒に過ごせて楽しかった」「もっと一緒にいたかった」と思われるか否かは、いつかこの世を去る時、否応なく結果が出る。
そして、人間はいつ死ぬか分からない。
目の前の方、お志事に全力を尽くす。 シンプルにそれだけ。
ハードな2週間を乗り越えて、心からそう、また想いが深まりました。
【関連情報】
●書籍:「実践!1on1ミーティング」
●書籍:「1on1ミーティングの極意」
●ブログ:地味で目立たずとも大切なことをやり続けたら、いつか必ず評価されるのか
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