【チームづくり 〜もしプロ野球の監督だったら?】
本田賢広です。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「チームづくり 〜もしプロ野球の監督だったら?」と題し、お届けいたします。
今はちょうど、組織変更などでお忙しい時期ではないでしょうか。
A部長へのコーチングも、そのテーマでした。
「リーダーとしては、ビジョンや各自の役割を明確に伝えたい。
しかし、課長たちが組織ビジョンを噛み砕いて、メンバーにキチンと
落としてくれ、皆に腹落ちするだろうか。それが気がかりだ。」
お話を伺う中で、
もしA部長がプロ野球の監督だったら、どんな風に伝えたいですか?
という話になり、
「…例えば、大方針は『守り抜いて勝つチームを目指す』と伝える。
それを明言するとピッチングコーチ(=課長)は、こんなメンバーの
ローテーションや配置、こんな攻め方とイメージを皆で統一できるだろう。
野手コーチも・・・。これ、わかりやすいですねー!」
理想的には、どんなチームになったらいいですか?
「今までは、同じことをやり、ミスさえしなければよかった。しかし今後は
市場環境からもそうはいかない、誰もがいろんなポジションをこなせるようになり、
皆でチームの勝利を目指す。一人で首位打者を目指すよりFor the Teamで。
チームにいることが個人としても居心地がいいから、チームメンバーに頼りに
されるためにさらに頑張る! 今、WBCのために来日しているダルビッシュが
世界一になるために、他の投手に惜しげもなく自分の技術を教えているが、
そんな関係性も素晴らしい!」
課長たちは、どんなコーチに?
「…巨人の元木コーチようなコーチかな。選手から頼られ、監督からも信頼が厚い。
目線が選手寄りで、上からじゃない。明るく話しやすいコミュニケーション。
選手を信頼し、良いところを伸ばしている」
A部長のチームビジョンは?
「我々は取引店から見て、一番のメーカーになる!
そしてそれが伝統として、脈々と引き継がれるような!」
A部長は、理想的にはどんな監督でありたいですか?
「最後は全て責任を取る、決して梯子は外さないから思い切りやって!」
という…。ちょっとカッコよすぎますかね(笑)
課長たちと、みんなはどう思うか、早速ミーティングしたいな!」
いかがでしたでしょうか。
誰にでもプロ野球の例えが最適ではないと思いますが、
ありありとイメージできると、リーダーのエネルギーや貫通力、影響力が増し、
最高のチームづくりに向かっていけると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いつも応援しております。
本田賢広
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