「社内1on1トレーナー養成プログラム」とは
【目的】
- ・ 1on1ミーティングの内製化を図るため、社内で1on1研修を行えるトレーナーを養成する
- ・ その結果、お互いを尊重、勇気づけし合うコミュニケーション風土を醸成す
【対象】
- ・ 社内1on1トレーナーとして、コーチング文化を広めていきたい方
- ・ 1on1ミーティングを社内に根付かせたい人事・教育部門の方
- ・ 自律型人財、自律型組織の育成を図っていきたい組織リーダーの方 など
【効果】
- ・ 深い信頼関係を構築したり、自律型人財を育成したりできる、質の高いコーチングが実践できるようになる
- ・ 他の人のコーチングセッションに対し、的確なフィードバックができるようになる
- ・ 質の高いコーチングを教えられるようになる
- ・ 上記の結果、心理的安全性の高い職場が実現し、メンバー主体の勇気づけし合うコミュニケーション文化が醸成される。それにより、継続的なチャレンジや業績向上、エンゲージメント向上に資する。
【時間】7時間×4日間
【最適受講者数】8人
4日間のプログラム概要
- <Day1>個人と組織が活性化する「1on1ミーティング」とは
- <Day2>7ステップコーチングの本質と効果的なフィードバック
- <Day3>イノベーションが起きるパワフルクエスチョン
- <Day4>社内1on1トレーニング模擬セッション
<Day1>個人と組織が活性化する「1on1ミーティング」とは
1.今、どんなリーダーが求められているか
- (1)VUCA時代に活躍できるのは、どのような社員か
- (2)今、どのようなリーダーが求められているか
2.個人と組織が活性化する「1on1ミーティング」とは
- (1)成功循環モデルで個人と組織が活性化する 〜心理的安全性とは
- (2)1on1ミーティングの定義 〜一般的な面談との違い 【D】
- (3)なぜ効果が出たり、出なかったりするのか
- (4)1on1の時間をいかに作るか 【D】
- (5)3つのメインスキル 〜コーチング/ティーチング/フィードバック
- (6)コーチングが機能する仕組み 【D】
- (7)自律型人財が育つ3つのフェーズとテーマ例
- (8)オンラインで行う際のポイントと上司のあり方
3.相手のソーシャル・スタイルを大切にする
- (1)4つのタイプ別 効果的なコミュニケーション 【D】
- (2)4つのタイプ別 避けるべきコミュニケーション 【D】
4.メンバーが安心して本音を話せる信頼関係を構築する
- (1)「ほめる」と「認める」の違い
- (2)相手の肯定面を事実として認める 【SW】
- (3)価値観の違いをニュートラルに受け止める
- (4)「Iメッセージ」で“横”から伝える
- (5)メンバーが本心を話したくなる傾聴 【RP】
5.自律型人財が育つ質問のスキル
- (1)通常の質問とコーチングの質問の違い
- (2)チャンクダウン 〜相手のために具体化のサポートをする
- (3)人は目的に向かう
- (4)7ステップコーチングと質問例
- (5)セッション演習 【RP】
6.ラップアップ
- (1)最も気づき・学びになったことは何か 【D】
- (2)Day2に向けてチャレンジしたいこと 【CM】
【凡例 D:ディスカッション SW:個人ワーク GW:グループワーク RP:ロールプレイ CM:コミットメント】
<Day2>7ステップコーチングの本質と効果的なフィードバック
1.Day1以降の実践の振り返り
- (1)うまくいったこととその要因 【D】
- (2)うまくいかなかったこととその原因、解決法 【D】
- (3)この学びを踏まえ、セッション演習 【RP】
2.ビジネスコーチングにおいて、なぜ「感情」を大切にするのか
- (1)ケーススタディから考察する 【GW】
3.7ステップコーチングの本質
- (1)各ステップの目的とは
- (2)それぞれの質問の意図と目的、バリエーション
- (3)メンバーのありたい姿が引き出されるあり方、接し方 【D】
4.メンバーが自らと向き合いたくなる効果的なフィードバック
- (1)感じたことを伝えるフィードバック3ステップ
- (2)師として、できているところや伸び代を伝えるフィードバック
- (3)ネガティブ・フィードバックを妨げるものとは
- (4)ケーススタディ 【GW】
- (5)メンバーの自律を促す自己開示/情報提供
5.セッション演習 【RP】
6.ラップアップ
- (1)最も気づき・学びになったことは何か 【D】
- (2)Day3に向けてチャレンジしたいこと 【CM】
【凡例 D:ディスカッション SW:個人ワーク GW:グループワーク RP:ロールプレイ CM:コミットメント】
<Day3>イノベーションが起きるパワフルクエスチョン
1.Day2以降の実践の振り返り
- (1)うまくいったこととその要因 【D】
- (2)うまくいかなかったこととその原因、解決法 【D】
- (3)この学びを踏まえ、セッション演習 【RP】
2.イノベーションが起きるパワフルクエスチョン
- (1)最重要ポイントへアプローチする方法
- (2)視点を変える質問 【SW】
- (3)時間軸を変える質問 【SW】
- (4)仮説に基づく質問 【SW】
- (5)副詞を活用した質問 【SW】
- (6)方向性を確認する質問(戦略の確認・共有)
- (7)振り返りを促す質問
- (8)メンバーが行動を起こさなかった時、学びにつなげるステップ
- (9)パワフルクエスチョン・エクササイズ 【GW】
3.メンバーの価値観に焦点を当てる
- (1)心から「やりたい!」と思う目標とは
- (2)相手の価値観に気づくヒント
- (3)あなたが大切にしたい価値観は? 【SW】
4.総合ロープレとフィードバック 【RP】
5.社内1on1トレーナーとして
- (1)トレーナーとしての大切なあり方 【D】
- (2)トレーニングを設計する
6.ラップアップ
- (1)最も気づき・学びになったことは何か 【D】
- (2)Day3に向けてチャレンジしたいこと 【CM】
【凡例 D:ディスカッション SW:個人ワーク GW:グループワーク RP:ロールプレイ CM:コミットメント】
<Day4>社内1on1トレーニング模擬セッション
1.Day3以降の実践の振り返り
- (1)うまくいったこととその要因 【D】
- (2)うまくいかなかったこととその原因、解決法 【D】
- (3)この学びを踏まえ、セッション演習 【RP】
2.コーチングの戦略とは
- (1)「メンバーのためのセッション」とは
- (2)コーチングの戦略 〜中長期と短期の戦略 【D】
- (3)メンバーの期待・要望・タイプに寄り添う
- (4)メンバーの自己肯定感、自己効力感の回復を優先させる 【D】
- (5)直感を働かせる
3.ケーススタディ
- (1)セッションの戦略を立てる 【SW】
4.社内1on1トレーニング模擬セッション
- (1)講師/コーチ/クライアント/フィードバッカーを体験する 【RP】
5.1on1ミーティングを伝道する
- (1)人生の感情曲線 【SW】
- (2)大切な自己基盤 〜コーチングが機能する条件
- (3)どんな社内1on1トレーナーでありたいか? 【CM】
【凡例 D:ディスカッション SW:個人ワーク GW:グループワーク RP:ロールプレイ CM:コミットメント】
受講者のお声
- ◆ コーチングを学んだというより、ビジネスパーソンとして最も大切なことを学べたと思う。この経験で、人生の幅が広く、深くなると思います。
- ◆ 最初は正直、やらされ感で参加していました。でも途中から期待するようになった。今週はこれ(講座)がある!と楽しみになりました。
- ◆ 主役はクライアントなので、自分が知りたいことを聞くのではなくて、クライアントが話したいことを聴く姿勢を常に意識していきます。そして、単に聴くのではなくて聴き切るという姿勢をずっと持ち続けたいです。
- ◆ 過去を振り返ると、承認されていないと感じる時や、相手が言う通りにやってくれない場合などに感情的になっている自分がいました。今後は、講座でも学んだコーチングマインドをしっかり持って、相手を信じ応援する姿勢で取り組んでいきたい。
- ◆ クライアントに徹底して寄り添い、信頼するということが一番重要だと思っています。ですので、1on1トレーナーとしてクライアントの話を聴き切ることを取り組みたいです。
- ◆ 1on1トレーナーとして、ニュートラルな立場と心の状態で、クライアントを信じて応援していきたい。そのためには、クライアントに寄り添える心の状態が必要だと思いますので、意識して頑張っていきたい。
- ◆ クライアントから信頼され、本気で本音で相談されるコーチになりたいです。そして、自分自身が上から目線ではなく、クライアントの成長を支援できるコーチになりたい。その結果、クライアントが喜んでくれていたら嬉しいです。
- ◆ みんなが笑顔になるコーチになりたいです。そして、共に学んできたメンバーとの繋がりを大切にしながら活動していきます。本田さんには、様々な質問に丁寧にお答えていただいたので、今度は私が1on1トレーナーとして管理職やリーダーの方々に恩送りをしていきたいです。