エグゼクティブコーチングとは

「コーチ(Coach)」とは、もともとは「馬車」の意です。
そこから、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味で使われるようになりました。
したがって、アスリートのコーチは、選手のポテンシャルを最大限に引き出し、心から望む目標(ありたい姿)に到達するのを支援します。
同様に、ビジネスのコーチングは、ビジネスパーソンのポテンシャルを十二分に引き出し、心から望むキャリアや人生(ありたい姿)を明確化、その実現をサポートするものです。
その中でもエグゼクティブコーチングは、経営層自身と組織のポテンシャルを最大限に引き出し、ビジョンやミッションの実現をサポート、社会への貢献を応援します。
経営層に対するステークホルダー(上司、同僚、部下)からの客観的なフィードバックなども素直に受け止めながら、一定期間、経営層の方とコーチとが定期的に対話しながら、ありたい姿に近づいていきます。
このようなプロセスを経た結果、トップの方が、すでに備えられていた高い能力に加え、胆力や人間力を高められることが往々にしてあります。すると、周囲との関係の質が一層良好になり、影響力が増すことで、社員たちのやり甲斐や魅力などをも引き出し、組織や周囲に大きな成果をもたらすようになるのです。
第4次産業革命を生き抜き、
羽ばたくには
言うまでもなく、我々は未知なる市場環境と日々遭遇し、将来予測が困難な渦の中にいます。
そして、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、ビッグデータを用いた技術革新などによる「第4次産業革命」の時代と言われ、画一的サービスの個別カスタマイズ化、単純労働の自動化などが急速に進んでいます。
したがって、これからのビジネスパーソンには、AIでは実現できない、ホスピタリティ、マネジメント、クリエイティビティなどの、人としての付加価値や自律性の発揮が求められています。
また、必要な時だけリソースを集めるプロジェクトチーム単位の仕事や、場所を選ばないテレワークが普及する中、関係の質悪化や社員たちのメンタル不調、離職率上昇などの問題が増え始めています。
今、どのようなリーダーが
求められるか
そんな今、以下のようなリーダーが求められています。
- ◆ 高いEQ(心の知能指数、思いやり)をもって、テレワーク下でも良質な関係を築き、社員たちの健全なメンタルを醸成できる
- ◆ 指示待ちでなく「やり甲斐がある」「楽しい」と、社員たちを内側から動機づけられ、エンゲージメントを高めることができる
- ◆ 柔軟な考えやクリエイティビティ、積極的なチャレンジを引き出せる
- ◆ 次世代のリーダーを育てられる
- ◆ ビジョンやミッションの実現に、全社一体となって向かっていく求心力を発揮できる
- ◆ リーダー自身の「フィロソフィー(哲学)」に基づいて、力強く判断、決断ができる
すなわち、単にポジションやスキルの高いリーダーではなく、
「人として」あふれる魅力や胆力のあるリーダーといえるでしょう。
エグゼクティブコーチングを
活用する

そのような魅力的なリーダーシップを引き出すために、外資系企業、最近では多くの日本企業で、エグゼクティブコーチングの導入が広がっています。
コーチングは1on1の形式で、1セッション90分、3〜4週間に1回、6回以上にわたってコーチと対話を重ねていきます。コーチングを受けるクライアントの強み、課題、ビジョンやミッションはそれぞれ異なるため、自問自答の中でそれらを見つけ、かけがえのない目的が実現できるよう、コーチは伴走していきます。
通常のコーチングと違い、初回セッション前と最終セッション後に、ステークホルダー(上司、同僚、部下)から、クライアントの強み、改善期待などのヒアリング(360度フィードバック)を行います。経営層は、独りよがりでなく周囲にどのような強みや課題があると感じられているか、どのように人々を動機づけているか否か、何を期待されているか、などを客観的に知って向き合うことが大切です。なぜなら、経営層は組織に最も大きな影響力を及ぼすため、経営層自身と組織のポテンシャルを最大限に引き出す上で、欠かせない視点だからです。
コーチングの結果、「ポジションリーダー」から「人としてのリーダー」へと力量や魅力、人望が上がることとなり、周囲との関係の質の向上、組織一体となってのビジョン・ミッションの実現へと繋がっていきます。
コンサルティングと
コーチングの違い
コンサルティングは、コンサルタントが主体となり、クライアントの目標達成や問題解決のために、専門家として戦略や解決策を提供します。有効な提案である場合、即効性があります(クライアント自身に達成力や解決力が身につくことは通常ありません)。
一方、コーチングは、クライアントが主体となり、コーチとの対話を通じて、「目標達成や問題解決できる理想的な自身の姿」を明らかにします。
自問自答の中で、心から望むビジョンやミッション、自らのポテンシャルに気づければ、クライアントには困難を乗り越え目的に向かえるアイデアやエネルギーが湧いてきます。そして効果的な行動の結果、「成長」「成功」という果実を得るのです。そのとき、コーチはクライアントの成長・成功を、どこまでも信じ応援する伴走者です。
変化の激しい時代には、“正解”はありません。業界で戦い抜いてきた経営層自身や企業のリソース、ありたい姿にこそ、勝負をかける“答”があるのではないでしょうか。
現代のエグゼクティブコーチには、コーチングをベースの関わりとしながら、緊急時にはコンサルティングも一部ミックスし、その結果を今後の学び(リソース)にしていくお手伝いをすることも求められます。
セブンフォールド・ブリスの
エグゼクティブコーチングを
選んでいただける理由
本田をコーチに選んでくださった方々は、主に以下の3つを理由に挙げられています。
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1.元対人恐怖症からトップセールス、トップマネジャーになった豊富な実務経験
- 完全歩合給・保障ゼロの外資系生命保険会社の世界で、個人保険販売全国2,500人中2位になったセールス実績、結果を出す力。
- 部下を全国トップに押し上げたマネジメント経験。
- そこから逃げずにチャレンジし、乗り越えてきた人生経験。
-
2.トップクラスの確かなコーチングスキル
- 国際コーチング連盟(ICF)の最高資格であるマスター認定コーチ(MCC※)を取得。
- 世界最高のエグゼクティブコーチと呼ばれたマーシャル・ゴールドスミス博士から、後継者と認められた世界100人、Top100 Goldsmith Coach に選任。
- 上場企業の経営層や創業社長などに累計2,500時間以上のエグゼクティブコーチングを提供。業績やリーダーシップの向上、人財育成等に関し貢献。
- 銀座コーチングスクール新宿校代表を務めた3年間(2014年〜2017年)では受講者による紹介が多く、連続で受講者数全国1位(40拠点中)を達成。
- 「実践!1on1ミーティング」(日経文庫)を執筆し、全国で10,000名様以上のマネジャーに対し1on1ミーティング研修を実施。また多くの企業に社内コーチ養成プログラムで貢献。
※MCCとは
国際コーチング連盟(ICF)による認定資格「マスター認定コーチ(MCC)」は、国際的に最高クラスと認められた真のプロフェッショナルコーチの証です。日本のコーチング業界20年の歴史で認定されているのは未だ累計30名強のみで、本田賢広はその一人です。 -
3.独自のリソースやメソッド、あり方
- 高額無形商材である生命保険を扱ったことで磨き上げられた信頼関係構築力、ニーズを引き出す力、お客様から欲しいと言われるプレゼン力など。論理と感情の双方を大切にしていること。
- ⽥坂広志⽒主催「⽥坂塾」塾⽣として、⼈間、リーダーとしてのあり⽅を研鑽し続けていること。
- アドラー心理学やNLPのエッセンスをミックスしたコーチングメソッド。
- グロービス経営大学院にてMBA取得。
- 日本プレゼンテーション協会認定講師。セールス、リーダーシップ、タイムマネジメント、プレゼンテーションなどに関する知見と講師スキル(大企業等で延べ登壇2,000回超)。
- 小手先のテクニックではなく原理原則に基づくあり方を大切にする胆力、覚悟。誰にも相談できない立場の経営層の方々に深く寄り添い、(上からではなく)横から勇気づけするあり方。
エグゼクティブコーチング実績
弊社のエグゼクティブコーチング実績の一部をご紹介させていただきます。
- ● 東証1部上場企業、化粧品メーカーの部長12名様に対し、役員候補プログラムとしてエグゼクティブコーチングを2018年から2021年まで計72回実施し、全員の360°評価が向上。 その結果を踏まえ、同社 役員(上級役員含む)計30名に対しても、経営者育成プログラムとしてエグゼクティブコーチングを計180回実施することとなり、全員の360°評価および従業員満足度が向上。 業績および顧客満足度の向上にも貢献。
- ● 東証1部上場企業、生命保険会社 上級役員12名様(グループ会社社長含む)に対し、エグゼクティブコーチングを計140回超実施、対象者のうち10名様の360°評価の結果が向上。 業績、従業員満足度および顧客満足度向上に貢献。
- ● 東証1部上場企業、大手自動車メーカー様の工場長始め、幹部および課長 34名様に「1on1ミーティング研修」を計7回(36時間)実施。また、工場長始め幹部6名様に「エグゼクティブコーチング」計42回を2020年から行った。 コーチング以前は全社的にパワハラ、モラハラが問題視されていた工場だったが、1年間で360°フィードバックが大幅好転し、コーチング的コミュニケーション文化が現在も浸透中。
- ● その他 製薬業、教育事業会社、IT企業、芸能事務所、不動産業、エネルギー総合商社、鉄道会社、⾷品メーカーなど幅広い業種の代表取締役、CXO、部⻑などの皆様に効果を実感いただいています。

主なコーチングのテーマ
代表取締役、取締役、CXO、執行役員、本部長、部長などの方々(リーダーと記載します)に向け、
以下などのテーマでコーチングを提供しています。
コーチングでは全て、「重要だが緊急ではないテーマ(第二象限)」に対して貢献することになります。

- <リーダーシップ向上>
- リーダーとしてのありたい姿を明確化する、リーダー自身の人生プランやキャリアプランを描く
- リーダーとしての価値観や哲学を明確化し、決断力を強化する
- リーダーとしての強みの自覚・強化や、自己変革を促進する
- より上級の役職になるのに必要なリーダーシップ能力を明確化し、影響力を強化する
- リーダー自身の自己肯定感や自己効力感を向上させ、プレゼンス(存在感)をアップさせる
- <コミュニケーション⼒アップ>
- 異なる背景や価値観、成熟度合いなど多様性を尊重できるコミュニケーション力を身につける
- パワハラやモラハラと受け取られることを解消し、社員の離職率を低減させる
- <⾃律型組織の醸成>
- 組織の関係の質、心理的安全性を高める
- 自律型人財が育ち、相互支援や挑戦を賞賛する環境や組織風土を醸成する
- 社員の幸福度が上がる組織を醸成する
- <中⻑期ミッションの実現>
- 組織のミッション・ビジョンを明確化、または浸透させる
- 中長期の事業目標を達成する
- <次世代リーダーの育成>
- 次世代リーダーを育成し、権限委譲を進める(サクセッションプラン)
- 部下を動機づける力、自律型人財を育成する力を習得、強化する
ほか
エグゼクティブコーチングが
スタートするまでの流れ
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- STEP1
- お問い合わせ
お問合せフォーム、またはお電話にてご相談くださいませ。
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- STEP2
- ご返信
当社よりメール、またはお電話にてご連絡させていただきます。
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- STEP3
- ご説明と体験セッション
対面、またはオンラインにてオリエンテーション・体験セッションをさせていただきます。
・エグゼクティブコーチングの概要をご説明(オリエンテーション)
・コーチング体験セッション(60分) -
- STEP4
- ご契約
ご契約後、コーチングをスタートさせていただきます。
エグゼクティブコーチングの流れ
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- STEP1
- 事前360度フィードバック【オプション】
オプションとしてステークホルダー(上司、同僚、部下)への事前360度フィードバックを⾏うことができます(匿名)。
その結果をコーチングスタートにあたってクライアントご本⼈へフィードバックいたします。 -
- STEP2
- ビジョン、⼤切にしたい価値観、コーチングのゴールを明確化
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- STEP3
- コーチングセッション実施(6回以上)
・セッションでの気づきを、次回セッションまでの間に現場で実践
・コーチング期間中、メール相談自由
・コーチング全体を通じ、新たに生まれた要望や違和感などあれば、随時対話 -
- STEP4
- 事後360度フィードバック【オプション】
オプションとしてステークホルダー(上司、同僚、部下)への事後360度フィードバックを⾏うことができます(匿名)。
その結果をコーチング終了にあたってクライアントご本⼈へフィードバックいたします。 -
- STEP5
- 成果確認、振り返り、事務局様への最終報告
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- STEP6
- フォローアップ、契約更新などについてご相談
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